【主訴】
皮膚のしこりが大きくなってきた。
【診断】
細胞診検査、肥満細胞が認められ、皮膚肥満細胞腫と考えられた。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、細胞診検査、全身状態の評価を行った。
【治療】
皮膚肥満細胞腫の外科的切除を実施。
【主訴】
お腹にしこりがある。
【診断】
左前胸部に腫瘤がみられる。
細胞診検査にて多くの上皮細胞が採取され、乳腺腫瘍と考えられた。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、細胞診検査、全身状態の評価を行った。
【治療】
乳腺腫瘍の外科的切除を実施。
【主訴】
お腹が張っている、食欲不振。
【診断】
血管造影剤を使用して、腫瘍を描出。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、全身状態の評価を行う。
【治療】
手術可能であれば肝臓腫瘍の外科的切除を実施。
【主訴】
咳をする。
【診断】
肺の腫瘤はCT検査で明瞭に認められる。腫瘤内に気管支構造が見られる。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、全身状態の評価を行う。
【治療】
手術可能であれば外科的切除を実施。
【主訴】
お尻が腫れている、お水を多くのむ。
【診断】
肛門が左側に変位している。
肛門の右側に血管に囲まれた腫瘍が見られる。
※皮膚の下に腫瘍があるため、飼い主様が気付かずに、進行した状態で受診される場合が多く、肛門の触診が重要である。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、細胞診検査、全身状態の評価を行う。
【治療】
肛門腫瘍の外科的切除を実施。
【主訴】
喉が膨らんでいる、声がかすれる。
【診断】
血管に囲まれた腫瘍が明瞭に認められる。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、全身状態の評価を行う。
【治療】
手術可能であれば甲状腺腫瘍の外科的切除を実施。
【主訴】
喉が膨らんでいる、体の色々なところが腫れている。
【診断】
中から大型のリンパ球が多く見られる。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査等でステージング(進行度の評価)、細胞診検査、全身状態の評価を行う。
【治療】
主に抗がん剤治療を実施。
【主訴】
食べ物が飲み込みずらい、口から出血。
【診断】
口腔内のメラノーマ
細胞診検査、黒色の顆粒が細胞に含まれる。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、細胞診検査もしくは病理組織検査、全身状態の評価を行う。
【治療】
メラノーマの外科的切除を実施。